2019年 06月 15日
2019年5月「青と夜ノ空セレクト便」で送った本の紹介2 |

幕の内弁当コース、5月のキーワード「子ども」からイメージしたのは「目であるく、かたちをきく、さわってみる。」(マーシャ・ブラウン 文と写真、谷川俊太郎 訳、港の人 発行)です。
絵本作家・マーシャ・ブラウンさんが命の意味や世界の美しさを伝えた写真絵本。
みずみずしい視線が光る写真とともに、やさしく語りかける言葉でまとめられています。
日本語訳は谷川俊太郎さん。
自然界に存在するものに対して、五感(見る、聴く、嗅ぐ、触れる、味わう)を大切にしながら、その存在に心が深く入り込んでいく。
その感覚は、子どもの頃の感覚に近いものだと思います。
子どもも大人もゆっくりと読んで、深く感じてもらいたい一冊です。
by ao-yoru-sora
| 2019-06-15 15:29
| 本