
11月の「青と夜ノ空クルクル便」で送った本を紹介します。
夜コースで送ったのは、「食卓一期一会」(長田 弘 著、晶文社 発行)です。
長田 弘さんは「食卓は、ひとが一期一会をともにする場」と記しています。
それくらい大切な場ということになります。
一つ一つの詩から食材の形や色、料理の香りや湯気が思い浮かんでくるようです。
この詩集を読むと、長田さんご自身、料理好きだったのかな!?と思います。
また、最初の詩「言葉のダシのとりかた」を読むたびに、気持ちが引き締まるような感覚があります。
和食の決め手がダシであるように、詩や文章を書く際は言葉のダシが決め手なのかもしれません。