
10月27日(土)〜28日(日)、11月3日(土)〜4日(日)吉田伊豆 写真展「秋有月」を開催しました。
吉田さんの作品づくりはユニークです。
デジタルで撮影し、プリントしたものを一度洗い、バッグに入れて持ち歩く。
時々、色を足したりして、また持ち歩く。
時が経つにつれ、写真の表面がはがれたり、かすれたり、色が褪せたり・・・。
写真の「エイジング」を楽しむという独特の方法です。
本も同じように、古くなっていく経過を楽しむところがあるなと思います。
写真は四季の景物がメイン。どこか懐かしい風景のように見えます。テーブルの置かれた写真ケースも吉田さんが墨を塗って制作。
吉田さんの作品集「風流文字」。「私は風に押し流され、あちこちをくるくる回って、気に入った景物を写したので、それを風流文字(ふうりゅうもんじ)と呼ぶ事にしました。」展示後も取り扱っていますのでぜひ。