
5月に「青と夜ノ空セレクト便」幕の内弁当コースで送った本を紹介します。
キーワード:山からイメージした本は「遥かなる山旅」(串田孫一 著、高丘卓 編、中公文庫)です。
山といえば串田孫一さんの本を送らなければと思いました。
「何故人は山へ登るのだろう。」という串田さんご自身の山との対話から始まり、これまで登ってきた山のエピソード、山で見かけた鳥や植物、山の道具や地図、スケッチの話などが収録されています。
山に登ったことがなかったとしても串田さんの洗練された文章を読んでいると、頭の中で山々の風景を想像することができます。
「何故人は山へ登るのだろう。」
その答えは人それぞれで、その違いがおもしろいのだと思います。