2018年 03月 18日
2018年3月「青と夜ノ空クルクル便」で送った本の紹介 |

送った本を読んでもらった後に返却してもらう形になっています。
夜コース(ジャンルを問わず夜、寝る前にゆっくりと読書をしたい時にオススメの本)で送ったのは「木皿食堂3 お布団はタイムマシーン」(木皿泉著、双葉社発行)です。
脚本家・小説家の木皿泉さんのエッセイ「木皿食堂」の第3弾です。
1冊目、2冊目とありますが、3冊目から読んでも大丈夫です。
また、この本も最初から順番に読んでもいいですし、気になるタイトルから読んでもおもしろいかと思います。
木皿さんの作品(ドラマの脚本や小説)では、いろんな形の幸せが描かれています。
人それぞれの幸せのあり方、形が違っていいし、それが自然だということを感じます。
このエッセイでもそれを感じました。
以前、木皿泉さんと料理家・高山なおみさんのトークイベントに参加しました。
木皿さんの印象は話っぷりが豪快な感じでおもしろい人、かつ繊細な方。
その際、高山さんがこの本の中で好きだと言っていた「コーヒーは恋」というエッセイを朗読されていました。
木皿さんがコーヒー豆屋さんでパートをしていた時の話。
自分だったらこんな風に感じることができるだろうか・・・と思います。
木皿さんは人の弱さや優しさ、強さをきちんと感じとることができる方なんだと思います。
by ao-yoru-sora
| 2018-03-18 18:35
| 本