2017年 11月 30日
「『街と山のあいだ』刊行トークイベント」開催 |

若菜晃子さんと渡辺えみさんのトークイベントは今年3月に続いて2回目です。
今回は若菜さんの著書『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジオ発行)にまつわるトークイベント。
渡辺さんが考えてくれた質問は『街と山のあいだ』を読み込んで、若菜さんへの愛情がこもったモリモリ沢山な内容でした。
本の制作の話からはじまり、本に出てくる串田孫一さんとのエピソード、若菜さんの上司であった“木村さん”や“高ポッチ”、赤湯温泉での月の話などしていただきました。
この本のなかで個人的には、“地図を作る”という話が印象深いです。
若菜さんが新人社員の頃、山の雑誌のコースガイドのページを制作したエピソード。
“山登りと地図作りをゼロから同時に経験することで、私は自分で行って見て歩いて調べて書く、フィールドワークの基本を叩き込まれたように思う。”
『街と山のあいだ』は山に登り、山の雑誌に携わってきた若菜さんが経験したり、感じたことの一つ一つが読者側にもていねいに伝わってくる本だと思います。
今回、参加者の方に配ったお菓子は清澄白河の「PARLOUR HARMAS(パーラーアルマス)」さんの山の贈り物クッキーでした。
ちぎり絵作家でもある渡辺さんは、若菜さんの顔をちぎり絵作品にしていました。
にこやかな表情が似ています!
天気の悪い中、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
by ao-yoru-sora
| 2017-11-30 14:17
| イベント