2017年 04月 21日
2017年4月の「青と夜ノ空セレクト便」で送った本 |

4月のキーワード「友情・友達」からイメージした本は「ピカソはぼくの親友なんだ」(アントニー・ペンローズ著、六耀社発行)です。
アントニー・ペンローズことトニーが年の離れた友達であるパブロ・ピカソと過ごした少年時代をつづった本。
当時3歳だったトニーはフランス語もスペイン語も話せなかったそうですが、ピカソと仲良く遊ぶには言葉は必要なかったそうです。
掲載されている写真は、トニーの母親であり、写真家であるリー・ミラーが撮影。
どの写真も楽しそうな表情のピカソとトニーが印象的です。
おそらく貴重な写真ではないかと思います。
ピカソは、トニーと過ごしたイギリスの農場での時間や大好きな動物との触れ合いからヒントを得た作品を制作しています。
どれも生き生きとした優しい雰囲気の作品です。
年齢や言葉は関係なく、心の交流があったトニーとピカソ。
二人の友情物語を楽しむことができる一冊です。
by ao-yoru-sora
| 2017-04-21 14:45
| 本