
10月の「青と夜ノ空セレクト便」幕の内弁当コースで送った本を紹介します。
キーワード“音”からイメージした本は「みみをすます」(谷川俊太郎 著、柳生弦一郎 絵・装丁、福音館書店発行)です。
谷川俊太郎さんによるひらがな長編詩。
日常生活で起こる音や人、動物の声などさまざまな音に“みみをすます”。
普段の生活の中で“みみをすます”ことに意識を向けるのは、意外とできていない気がします。
本書を通して、周りの風景や人に気づき、自分が生きているとうことを実感できます。
また、随所に入っている柳生弦一郎さんの人の顔の絵がインパクトがあり、さまざまな表情から生きていることを表現していると思います。
この本は朗読するのもおすすめとのこと。
言葉の響きや美しさを改めて感じさせてくれる詩集です。
※現在、本書の在庫はありません。仕入れることがあればお知らせします。