2016年 07月 03日
「干物のある風景」 |

この本、表紙を見ただけで気になってしまいました!
水族館の仕事などを手がける新野 大さんが
“規則正しく並べられたイカやアジたちが干されている風景がなんとも綺麗で、いつからか写真に収めるようになりました。”という写真集。
なかなかマニアックだなと思います。
国内は北海道から沖縄まで、またソウル、台北、香港などのアジアの一部まで出かけて撮影。
近年は天日干しから機械乾燥に変わってきたこともあり、その風景はだんだん見られなくなってきたそうです。
そして撮影は魚の獲れる時期や天気を考慮しなければならないので、干物の写真は貴重!ということになります。
ずらりと干されたスルメイカやマダコ、イワシ、サンマなどの姿は、アートといってもいいくらい圧巻です。
そして、ちょっとシュールな感じもあります。
人が“好きだから”というシンプルな理由でやっていることに対して時々、感心したり、感動することがあると思います。
by ao-yoru-sora
| 2016-07-03 18:16
| 本