2016年 04月 22日
絵本「しろ」 |
昨日、絵本「しろ」(作・阿部はまじ、絵・平澤まりこ、ミルブックス発行)が発売になりました。
発売になる前から楽しみにしていた絵本です。
主人公・しろが“色と巡り会う旅”に出る物語。
しろは形を変えて、いくつもの色と出会います。
そこには気持ちの変化も表れています。
少し驚きがあった物語のラスト。
初版には、阿部はまじさんと平澤まりこさんが物語をつくった時に綴った冊子『「しろ」と「くろ」のこと』が付いています。
絵本を読んだ後にこの冊子を読み、また絵本を読むと最初とは違う見方ができるかもしれないとのこと。
この絵本を読んだ後、落ち着いた気持ちになりました。
ここ最近、自分の気持ちが宙ぶらりんな感じだったと言いますか、ふらついていたようなところがあったのですが、主人公・しろは自分のことを反映していたと思います。
本は、読んだ時の自分の気持ちや状態によって感じ方が変わります。
“このタイミングでこの本”という巡り合わせはあると思います。
ご興味のある方、ぜひ読んでみてください。
by ao-yoru-sora
| 2016-04-22 18:04
| 本