2016年 02月 19日
展示「バスルームで愛でる風景vol.02」開催 |

ソープデザイナー・ホノさんは福岡を拠点に、手づくり石鹸を作品として展示会形式で発表しています。
今回の作品は「Selfish セルフィッシュ」。
窓がないバスルームでも、星空を眺められるような、そこにない南国の青い海が目の前に広がっているような、そんな情景を思い描ける、想像力をかき立てる、物語があるフレグランスバーです。
展示期間中、店内はホッとできるような良い香りに包まれていました。
ホノさんの作品10点の中には、当店の名前「青と夜ノ空」をイメージした作品もありました!
「青と夜ノ空 見上げた青い夜の空には希望があった」
以前、ホノさんに注文していただいた「青と夜ノ空セレクト便」にて送った絵本「よあけ」からアイデアを膨らませて制作されたとのこと。
夜が明けていく風景が描かれています。
本当にうれしく、感無量です。
すぐに決まったものと、なかなか決まらず若干のこじつけもありました…。
ホノさんのタイトルのつけ方が素敵で、言葉の選び方に心惹かれるものがあります。

作品「かけがえのない時間だった わたしたちはいつも一緒だった」。
イメージした本は「いちべついらい 田村和子さんのこと」(橋口幸子著、夏葉社発行)。
これはすぐに決まった本です。
まさにこのタイトルにぴったりの本。
ホノさんによれば作品の中で一番、鬱屈した作品とのことでした。
でも、私にはこのシンプルな乳白色と香りの良さから、どこか清々しい印象があります。
制作する側の想いとは別に、受け手の捉え方は色々で、そこがまたおもしろいところだと思います。
今回の展示では、手づくり石鹸を楽しんでいる方や、ソープデザイナーとして活動されている方などたくさんの方にご来店いただきました。
実用性はもちろんのこと、一つの作品として表現している点がホノさんのすごいところだと改めて思いました。
3月からは福岡の工房(展示の後、工房は閉めてしまうそうです)でも展示「バスルームで愛でる風景vol.02」が始まります。
お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、ホノさんの著書「おうちでかんたん!暮らしの手づくり石鹸レシピ帖」(雷鳥社発行)では、手づくり石鹸の基本的なつくり方や四季に合わせた石鹸のレシピが掲載されています。
ご興味のある方はぜひ!
当店でも取り扱っています。
by ao-yoru-sora
| 2016-02-19 14:44
| ギャラリー