2015年 01月 09日
「ウズベキスタン日記」 |
「ウズベキスタン日記」(文 金子泰子、絵 金子敦)。
デザインやアートディレクションをしている「Blood Tube (ブラチュー)」の金子さん夫妻のウズベキスタン旅行記です。
旅行のきっかけは、以前、訪れたパリのマレで見つけた大皿。
その大皿がウズベキスタン産だったことで、実際に現地へ。
2014年にウズベキスタンへ行き、同年10月には自ら本を出版。
すごい勢いがあります。
見たもの、感じたものをギュッとまとめた鮮度のいい本だと思います。
金子さんのお話では、日本からは団体旅行で行くケースが多いようです。
外国を色々と行き尽くした人がウズベキスタンへ…。
金子さん夫妻は個人旅行。その珍道中ぶりがおもしろいです。
本を読むと、ウズベキスタンの人は気さくでオープンな印象。そして女性が美しい。
伝統的な手工芸が充実していて、絨毯や布、服などおしゃれなデザインのものが多い。
世界遺産が多く、街の景色も美しいetc。
おもしろそうな国で、興味深いです。
ウズベキスタンの旅行記といえば、知っているところでは武田百合子さんの「犬が星見た」。
そして最近では、料理家・高山なおみさんの「考える人」での連載(「犬が星見た」をめぐる旅 高山なおみのロシア日記)があります。
それぞれの旅行記を読み比べるのもおもしろいですね、きっと。
by ao-yoru-sora
| 2015-01-09 16:47
| 本