「髪とアタシ」

美容文藝誌「髪とアタシ」第二刊を取り扱っています。

美容師のための雑誌ですが、美容師でなくても、読み物としておもしろいです。

色づかいや絵のタッチが目を引く表紙。

そしてページをめくると、さまざな美容師が登場。

仕事のこと、生活のことなど、その人の生き方がわかる内容です。

特集は「拡張する美容師」。

例えば、沖縄県の離島・渡名喜島にある”島の美容室”は、月に10日間開く美容室。

毎月、茨城県から通っている美容師さんが、島の人とのふれあいや島での生活を大切にしている様子が紹介されています。

この本を読むと、美容師の仕事のあり方はどんどん変わりつつあることがわかります。

美容院で働くだけでなく、社会や地域とつながりをもって外に出たり、活躍の場が増えているようです。

他の職業にも言えることで、この仕事はここまで、というような境界線はもうなくなりつつあるのかもしれません。