
今週のおすすめ本、もう一冊です。
「何度でも食べたい。あんこの本)(姜 尚美著)。
これは、何度もページを開きたくなるあんこの本です。
著者の姜 尚美さんが住む京都を出発点に、日本各地のお店を紹介。
あんこを知る旅が綴られています。
本文もいいですが、巻末の"あんこの栞”もおもしろいです。
あんこあるある辞典のようなページです。
あんこの歴史や発祥については不明な点が多いとのこと。
例えば、"こしあんはいつ「こされた」か”。
こしあんは、少なくとも江戸時代にはあったらしいですが、その歴史はひも解かれていないようです。
姜さんの文章も楽しい、
奥深いあんこの世界を堪能できる一冊です。