2014年 08月 16日
「昨夜のカレー、明日のパン」 |

何だかおいしそうなタイトルです。
木皿泉さんは、以前、ブログにも書いたテレビドラマ「すいか」の脚本を書いた人です。
ずっと読もうと思って、なぜだか後回しになっていて最近、読みました。
ちなみに、木皿泉さんはペンネームで、夫婦で脚本を手がけています。
木皿さんの書く物語は、時にコミカルに、時にエッジがきいたシリアスな内容もありつつ、心にしみる物語が多いです。
「昨夜のカレー、明日のパン」もそうです。
目次のそれぞれが、登場人物一人一人の話になっていて、全体的にみるとつながっています。
木皿さんの描く女性は、一本芯の通ったブレない人が多い気がします。そして、男性の方が気弱!?なイメージ。
「山ガール」という話に出てくる「師匠」がかっこいいな〜と思いました。
ところで、読もうと思って買った本を、ずっと本棚に置いたままということはありませんか。
私も買ってそのまま読んでいない本がいくつもあります。
いつか読むであろうという楽しみがあったり、本棚をにぎやかにしてくれているので、読まない本があってもいい気がします。
by ao-yoru-sora
| 2014-08-16 20:59
| 本