2014年 05月 31日
ルーシー・リーの器 |

まずは器の色合いです。写真の絵葉書のピンクや青の色が何ともきれいです。特にピンクは、こういう色合いだったら好みです。
もう一つは器のフォルムです。無駄なものが削ぎ落されていて、すっきりと洗練された印象です。
ルーシー・リーのことを知ったのは、2010年に国立新美術館にて開催されていた「ルーシー・リー展」です。
特に知識があった訳ではないのですが、チラシの写真を見て、おもしろそうだとピンときました。
器などの他にも、陶器のボタンも制作していて、こちらも本当に素敵でした。
「Lucie Rie ルーシー・リーの陶磁器たち」では、陶芸ノートが紹介されています。完成した陶磁器の形や重さ、大きさ、釉薬(ゆうやく)の調合などが手書きで書かれています。本人にしかわからないような走り書きだったり、試行錯誤の連続だったことが伺えます。
手書きのノートって、臨場感があって良いな〜と思います。
by ao-yoru-sora
| 2014-05-31 21:59
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