
「装幀のなかの絵」(有山達也 著)は、アートディレクターである有山達也さんのエッセイです。
有山さんは「クウネル」や高山なおみさんの本、その他いろいろとアートディレクションを手がけています。
この本では、仕事の現場で写真家やイラストレーター、編集者などと、どういうやりとりをしたかが書かれています。
「クウネル」の編集者とのやりとりのエピソードもあり、お互いプロとして一筋縄ではいかない感じが伝わってきます。
アートディレクターって、どこからどこまでの仕事なんだろう?と時々、思うのですが。
簡単に言えば、1冊の本のデザインをトータルで考える人ってことですよね〜。
表紙の有山さんの似顔絵が、インパクトあります。凛々しい感じです。