2014年 05月 02日
セレクト本 その5 |
今月のおすすめ本は「パリのおばあさんの物語」(著者 スージー・モルゲンステルヌ、イラスト セルジュ・ブロック、翻訳 岸惠子)です。
本の帯に「フランスで子供から大人まで読みつがれている絵本を岸惠子さんが初めて翻訳!」と書いてありました。
絵本なので、サラッと読めてしまうのですが、パリに住むおばあさんの若い頃から現在までが描かれています。
ユダヤ人であるおばあさんの戦争の頃の話や、家族について、また年をとることについてなどシリアスな話を、ユーモアを交えながら紹介されています。とても奥深く、大切な内容を絵本として表現している点がいいですね。
色々な本を読んで思うことがあるのですが、難しい話をわかりやすい文章や言葉で表現している本が良書だと思います。難解な文章や言葉で表現するのは結構、誰でもできることではないでしょうか。
ところで女優の岸惠子さんは、おいくつなのでしょうか。昔から活躍されていて、いつも若々しい印象がありますが、魔女っぽい!?印象があります。魔女といえば、黒柳徹子さんと美輪明宏さんも…(笑)。
by ao-yoru-sora
| 2014-05-02 21:45
| 本