2014年 03月 29日
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」 |
以前にも記しましたが、この長いタイトルが好きです。もちろん内容もです。村上さんがウィスキーを求めてスコットランド、アイルランドを旅した旅行記です。写真も多く、読みやすい本です。
ウィスキーと言っても、その味わいが分かるほど飲んだことがありませんし、何だか大人のお酒という印象で敷居が高いイメージです。ただ、村上さんが蒸溜所を訪ねていまして、それが興味深いです。蒸溜所によって昔ながらの方法、または近代的な方法で行っており、それぞれ個性的なウィスキーが出来上がります。蒸溜所に見学に行ってみたいと思いました。
スコットランドとアイルランド、特にアイルランドは、行ってみたい場所の一つです。前に、アイルランドに旅行に行ったことのある知り合いが「何もないけど、いい所だった」と言っていました。確かに観光名所はそれほどなさそう!?ですが、私のイメージは緑の深い田園風景といった感じで、心引かれる場所です。
ところで、村上さんのエッセイは好きで結構、読んでいますが、小説はそれほど読んでいません。「ねじまき鳥クロニコル」あたりまでは読んだのですが、内容が理解できなくて、ギブアップしてしまいました。今、読んだら、また違う感想なのかもしれません。やはり村上さんの小説が好きなのが、本当のファンと言えるんでしょうね。私は、なんちゃって村上ファンかもしれません。
ずいぶん前に、お茶の水から神保町に向かう道で、村上さんとすれ違いました。と私が思っているだけなのですが…。他人のそら似で、なんちゃって村上春樹だったのかな〜、あれは。
by ao-yoru-sora
| 2014-03-29 21:21
| 本