2014年 01月 25日
古道具 |
それまで、ご主人の坂田和實さんの名前を知っているくらいで、詳しく知っていた訳ではありませんでした。
きっかけは、2012年秋に、渋谷の松濤美術館で開かれた「古道具、その行き先 ー坂田和實の40年ー」に行ったことです。
とにかく、理屈抜きでおもしろかったです。
古道具のことは全くわからないですが、展示してあるものが興味深かったことを覚えています。
特に、なんじゃこれは〜⁈と思ったのが「おじいちゃんの封筒」です。
80歳を超えたおじいちゃんがつくった封筒が何枚も並んでいました。
「おじいちゃんの封筒」については、改めて後日記したいと思います。
坂田さんは、品物の肩書きや歴史などで、その物の良さや美しさを判断するのではなく、見る側の感受性で判断すればいい、という考え方です。
大切なのは、見る側が自分の考え方や感受性を磨かないといけないところだと思います。
お店に伺い、古道具のことやヨーロッパの買い付けの話、その他いろいろ、雑談といえば雑談ですが、坂田さんの話を聞く時間がとても貴重であり、ありがたいです。
ブログのタイトルを古道具としましたが、古道具に興味があるというよりは、坂田さんに興味があるのだと思います。私の尊敬する三大おじさん(失礼な言い方ですが…)の一人です。
写真は、お店で見つけた古道具です。
高価な物は買えませんが、自分でいいなと思ったものです。
ちなみに、敷物にしているのは昔、日本の質屋で使っていた袋だそうです。
by ao-yoru-sora
| 2014-01-25 12:32
| 人物