1月の「青と夜ノ空セレクト便」サンドイッチコースで送った本を紹介します。
「三島由紀夫レター教室」(三島由紀夫 著、ちくま文庫)です。
手紙を書くことについての本を探していて、色々と調べていくうちに出会った本です。
この本では5人の個性豊かな人物が登場。
かわるがわる書く手紙が紹介され、それがそのまま文例として使えるという設定です。
ラブレターに始まり、借金、結婚の申し込み、身の上相談、家庭のゴタゴタをこぼす、招待を断る、英文の手紙を書くなどバラエティに富んだテーマが紹介されています。
テーマによっては赤裸々な内容もあり、これが実際の文例として役立つのか!?とも思いますが・・・。
読み物としても、人生の悲喜こもごもが垣間見られ、とてもおもしろいです。
「手紙を書く」。
個人的には葉書は書いても、便せんで手紙を書く機会はほとんどありません。
時には、手紙を書くというのもいいかもしれませんね。